☆残念な雰囲気のミュージカル映画折角シェイクスピアの本を使って、ミュージカルやジャズの名曲を使って、いろんな映画のオマージュシーンがあったりするのに、学芸会みたいな素人劇だった。
☆50年代あたりのハリウッド黄金時代の華やかな映画の質感は良かった。総合的によくイメージが作られていて、特に映像のフィルムのような仕上がりやタキシードなど正装は綺麗。
☆ダンスの振り付けがどれもダサい。まるで安い予算のシュールなテレビCMダンスだった。
☆俳優たちもダンス素人がちらほらいて、魅せるレベルに達していない。歌もこれといって才能ある人がおらず、見せ場がなかった。
☆カメラの動きが少なく、定点で遠くから撮っているアングルが安っぽい。群舞のシーンでも遠すぎて、躍動感が感じられず残念。
☆女性陣の衣装が絶妙にカラー分けされていて、これまたダサい。
☆ブルーの女性のかっこいい色気、ピエロ役のバカッぷり、逮捕される女性のセクシーさは際立っていて良かった。
☆サイレント風の白黒ニュース映像は荒さや飛びまで再現されていて、タイミングよく挟まれていた。
