前作と同じ設定の刑事ドラマではあるんですが、リチャード・ドレイファス&エミリオ・エステベスのコンビネーションは磨きがかかり(息がぴったり)、前作ではほとんど役立たずだったエミリオ・エステベスも目立っています。相棒となる女検事もなかなか憎めないキャラだったりで、うまく前作をブラッシュアップした印象です。
ただいかんせん肝心の刑事ドラマとしてのストーリー設定が弱い。誰が悪者で、なんのために襲ってくるのかよくわからないのです。あと前作の大きな魅力だったマデリーン・ストウがノークレジットのゲスト出演扱いだったのが寂しかったな。
BSプレミアム「プレミアム・シネマ」にて。