天使と悪魔がある人間の魂を取り合うファンタジー・コメディ
天国とか地獄とか、何かの喩えかと思ったらまんまだった(笑)
ケヴィン・スミスの『ドグマ』やキアヌの『コンスタンティン』をスペインの情熱で味付けたようなクセのあるコメディです♪
地獄に堕ちる魂が多過ぎて、天国が終わりそうである。
そこで天国は、工作員ロラを地上へと送り込み、キーマンとなる借金まみれのDVクソボクサー野郎マニの魂を救おうと考えた。
一方地獄でもマニの魂を手に入れようと、ジャック(ガエル・ガルシア・ベルナル)の考えで工作員カルメン(ペネロペ・クルス)を差し向ける。
ロラはマニの妻、カルメンはマニの従妹として、スーパーで働きながら、お互いの任務を遂行しようとするのだが……
ロラ役の人、歌が上手い~!!!
地獄でのペネロペの後輩にエルサ・パダッキ。
ハビエル・バルデムが何処に出るのかと楽しみにしてたら、まさかの凄い所で登場しましたw
天国はカツカツ、だけど地獄もエアコン禁止とかしてたら、理事会の反乱が起きてる。
そんな状況(笑)
もっとファンタジー味、エンタメ性を濃くしたら楽しそうなのだけど、そこがハリウッドと違って良いのかも♪
じんわりと面白い、そんな作品。
宗教色が濃いワケでもないので観やすいかと!