トロかじき

沈黙の標的のトロかじきのレビュー・感想・評価

沈黙の標的(2003年製作の映画)
1.9
沈黙の標的

声だけはカッコええ(大塚明夫氏)沈黙おじさん、今度は中国でセガールミングアクション!

漢時代専門(?)の大学教授バーンズさん。なんやかんやあって中国当局に逮捕される。それはチャイナマフィアの罠だった!カンフーが出来るとは一言も言ってないのに敵を蹴散らせる大学教授の戦いが…始まる!

いやぁ〜ありがとう午後ロー!いいよね吹き替え。

序盤に世界中に散らばっているチャイナマフィアファミリーが「よくぞ皆んな集まってくれた」的に、一堂に会するのは大変そうやのに、そして物語が進行してるのにその集まった絵は全く変わらずセリフだけが変わっているというね!

助手ちゃんの葬式でいきなり少林寺の僧?みたいな格好をしている敵に襲われても即対応ッ!
いやいや…セガールや沈黙シリーズ知らない人が観たら「なんでこの人いきなりカンフーしてんの!?」ってなるやんwww

勿論!やられる相手役の方が飛んだり跳ねたり!アクション多めになっております。
セガールミングアクションさんはちょいちょい手をバタバタ…うーん。合気道や骨法的なのかなぁ?

レストランでのオペラが流れる中での銃乱射&格闘シーンも考え無し!いやいや!流れ弾が奥さんや客に当たりまくってもええんかいな!?
やっつけた敵の手首の「ファミリー刺青」、マッキー…いや筆ペンで書いたようなひょろい文字!だっせえ!龍とか虎の刺青とかでけへんかったんかい!

奥さん役の人も微妙なおつぱいシーンが…
こんな中途半端な…脱ぎたく無かったんやろなぁ…速攻で画面ボカシとかなんやねん!やめたれよ…そしてお陀仏…登場時間15分あったかなぁ?ワテが代わりに謝罪いたします。ごみんに…

散髪屋バトルも良かったね!猿拳使いだす敵がスト2のリュウもびっくりな「竜巻旋風脚」をワイヤーアクションでどーん!
セオリーならしゃがんでかわして反撃なんだがセガールさん!まさかの掴んでポイっ!

ええ…旋風脚って出がかりに無敵時間あるから投げは入らないんですよ!ベガのダブルニーは投げれましたが…
壁に張り付いてからのフライングバルセロナまでかわす!凄いぞセガール!ちゅーか猿拳の要素あります?

ちょいちょい入る女捜査官のナレーションも笑わせにくる!

「彼の心を取り巻いている影は…決して消えはしない…のよ…」

ポカホンタスポエマー刑事お疲れ様ですッ!

中国、NY、ブルガリア、パリ…こんな話を数時間で展開する事出来るんですかねぇ?

ラストのラストも意味不明でよう分からんかった…ポカホンタスは何がしたかったんや??