安吾の原作にかなり忠実。絵作りも原作イメージ通り。もっとソネチュー節を炸裂させて原作レイプしてもよかったかも。
しかしコスモスファクトリーの音楽や女優たちから漂うエロティシズムはさすが。
泉じゅん、…
このレビューはネタバレを含みます
伏線の張り方とかは好き。
でも登場人物が多すぎるのと、風紀が乱れすぎてて人にオススメはしづらい。
時代もあるけど、至る所で男尊女卑感。
あと主人公誰?!どれ?!ってずっとなってた。
ただ、意味無…
登場人物がめちゃめちゃ多くて途中からもまだ追加されるし名前を言われても誰が誰やらわかんないまま映画は進んでいって内田裕也だけが目立っていて、この台詞棒読みの内田裕也がなかなかいい。屋敷の中の大人数を…
>>続きを読む実際にあったら驚くべき事件だが映画としてはごくありふれたもの。29人もの人間が関わるというからそれを利用した何か面白い趣向があるのかと思ったがさでもなし。セリフ回しが芝居じみている(文芸作品じみてい…
>>続きを読むこの坂口安吾の傑作ミステリの映画化作品の「不連続殺人事件」は、山奥の豪邸における、奇怪な連続殺人事件を通して、敗戦直後の人間の頽廃、狂おしさ、真情を描いた秀作だ。
当時、日活を拠点としていた曾根中…
情や涙に訴えない純粋な推理ゲームに挑戦しようという制作者の意欲は買うが、坂口安吾へのアプローチといい殺人事件をめぐるドラマといいそれを受け止めるキャスティングといい「お金がないからこのくらいでまとめ…
>>続きを読む