カピ山

ストロベリーショートケイクスのカピ山のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

女が一人で観たい映画。
*個人の感想です

淡々とした邦画が観たくて一覧からなんとなく視聴開始。
前情報無し、原作未読。

誰か一人にガッツリ感情移入することはなかったけれど、
パラパラとあちこちに『あるある』が散らばっていて、あー!それなー!とか、あー…それな…とか、思いながら観ていた。

アラサー以上の女性向け?
ほろ苦さが心地よかった。

難点は、『リアルに描いた』という謳い文句のようだけれど、別に乳とかセックルシーンとかそこまでリアルじゃなくてもいいんだけどな?と。
(使用済みコンドームガッツリ見せてきた時は笑った)

正直、キスしてベッドインでフェイドアウトしても問題なさそうなシーンも多かったし、
おパイ丸出しじゃなくても(背中だけとか物で間接的に見えないとかでも)別に問題なかったのではないだろうか…監督の拘り?
原作の方ではどうなってるか分からないけれど、イラストや絵で出てるのと実写で出てるのとではちょっと観る側の衝撃度が違うのでな…

1回目の仰向け全裸シーンはドキッとはしたし、綺麗だったけど何回も見せられると流れの中で異物感があったというか、その場面でスッと冷める感覚があって完全に没頭することはできなかった。
(なんなら一番最初の着替えシーンで背中向けてバサっと服を脱ぐシーンが映像的に一番綺麗だった)

個人的には今日の気分にドンピシャの空気感だったし、また一つ好きな映画が増えて嬉しいが、作品内とはいえ露骨な濡れ場や露出が苦手な友達にはオススメしづらいしそこだけモニョる作品。
(女優さんの脱ぎっぷりはとてもかっこよかった)

ラスト、4人の人生が繋がりそう…?と思わせてくれつつ皆まで見せずに余韻を残してエンドロールに入るところも気持ちよかった。

ところで、池脇ちゃんはどういう経緯でデリの子と仲良くなったんだろう?
気付いたらカブ二人乗りしてた。
作業しながらだったので、見落としたのかな。

池脇ちゃん好きな女優さんなので、ああいうちょっと緩い役をやってくれて嬉しい。

モノローグ、笑った。
カピ山

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