青あお

バニー・レークは行方不明の青あおのレビュー・感想・評価

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)
4.2
“ネタバレしてますよ!(嘘です)”

ちゃんと感想書こうと思い立ちまして久し振りに再見しましたよっと。

え〜、まずは受け売りですが(Wikipediaさんから)、大元のプロットは1989年の「パリ万博事件」からだそうです。
詳しくはネタバレ怖いので書きませんね。ヒッチコックの「バルカン超特急」や「フライトプラン」などが同種の作品になります。

兄の住む英国に引越してきたシングルマザーのアン。ある日、保育園に預けたはずの娘“バニー”が忽然と姿を消していた。

主人公のアンは、
バニーの突然の消失
バニーの存在を周囲から否定される理不尽さと不安
自分で自分を信じられなくなる恐怖
という、怖ろしい負のループに巻き込まれていきます。

この作品の秀逸さは、バニーを登場させない事にあるでしょう。
そうする事で観客(我々)にもバニーは本当に実在するのかという不安を与えてくるのです。また、どっちなのかわからなくする為の誘導が巧妙ですねー。

こういう系の作品のオチは難しいですよね。
口裏合わせてました〜みたいなものに着地しがちですが、この作品のオチは…。

おっと、書き過ぎ?
まだ大丈夫ですよね、
でも、もうやめておこう、笑。

ハラハラドキドキ、面白いですよー。
青あお

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