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バニー・レークは行方不明のsekkenのネタバレレビュー・内容・結末

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

以下覚書


・キャロル・リンレイは超美人だし、キア・デュリアのバキバキの目も素晴らしい
・割と早い段階でイマジナリー愛娘じゃねーの?って展開になるのは良いと思う。ちょうどいい塩梅のヒステリック&迂闊さに観客の心は一つになる
・お菓子も人形も証拠にならないってなんでわかんないの!と思わせるのはうまい
・カメラワークがとても良い。ドキドキする
・兄の有能っぽさとそこはかとないサイコっぽさ、後半で露呈するが予想を遥かに凌駕するヤバさだった
・展開的にはシンプルなひっかけだが役者の演技と音楽が良いのでビビった
・ちょっと「もしかして?」と思う所はあったけど結局近親相姦ではなく過去のトラウマによる幼児退行/その依存先としてお互いがいた……という解釈で良いのだろうか。アンが語った過去は本当っぽいし、結局唯一の家族である兄をとったと言うことかね
・「かくれんぼしましょう!」あたりから怒涛の展開で「おいおいおいどうなるんだ」とハラハラした
・窓コンコンのとこ怖すぎて息止まっちゃった。目隠し鬼のところも怖すぎ
・ブランコも伏線?だったんだなー。警察に妹との話を聞かれている時のスティーブは幼児用ブランコで一人寂しく揺れていて、クライマックスではアンと思う存分ハイアー!ハイアー! よかったね。よくねえけど、よかったね
・しかし兄役のキア・デュリア、これ演じるの楽しかっただろうな
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