らんらん

珍品堂主人のらんらんのレビュー・感想・評価

珍品堂主人(1960年製作の映画)
3.0
主演に森繁久彌、助演に淡島千景、乙羽信子、淡路恵子らが出演する人間ドラマ、カラー作品

【あらすじ】
森繁久彌(通称珍品堂)は骨董品を集めている趣味人で、真贋を見抜く目も確かなため
骨董屋(有島一郎)の紹介で知り合った実業家(柳永二郎)と懇意になる
そしてそれが縁となって高級料理店を一から始めることとなる
支配人としてお店の発展のために力を入れる森繁だが、次第に顧問である淡島千景の専横が目立ってきて、、、

【感想】
豪華キャストにつられてみたけど正直面白くなかった、個人的にはハズレ
乙羽信子や淡路恵子の出番が少ないのも残念

その分淡島千景はたっぷり見せてくれます
かなりクセのある役で柳永二郎の妾でありながら百合っ気を併せ持ち、お気に入りの女中を側に置いてイチャイチャする
その子の浮気を知るとスーっと近づいてきてビンタ3連発、無言なのが怖い

あとはホクロが気になる!ずーっと額にあったのに最後の方では目元に移動してる!?なんだろう、よくわからない

ストーリーのほうはたぶん初心を忘れずに、みたいな感じだと解釈
お金や女の色香に惑わされると目も曇がちになり失敗を招く
プラス例え痛い目にあったとしてもそれを糧にして生きていこうみたいな

んーー、キャスト的に期待したんだけど掘出し物ならず、、、もしくは目が曇ってるのかw
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