ヴァルーン

ラインの監視のヴァルーンのレビュー・感想・評価

ラインの監視(1943年製作の映画)
3.7
ドイツ人のクルトは妻サラの実家のあるアメリカへ妻子と移るが、同志の収容を聞きつけヨーロッパへ戻る。って話。

反ファシストの旦那が正体を隠しつつ渡米するもののナチ党の存在などから居心地悪く、さらには戦いに戻らねばと葛藤する様子がテーマ。 政治色強めで軽々しく観た自分は半分くらいなんのこっちゃかって感じだったんですけど、やっぱり究極の選択を強いられる後半のピリピリした感じは素晴らしかったです。

父(夫)を支える家族の絆もしっかり。
ラストの母と息子の会話も良かったですね。

🤵‍♂️『唯一価値のある人間は、他人のために闘える人間だ。』