よかった。
土曜日の午前中、ベッドに寝そべって鑑賞。
後でママが迎えに来るのだが、それまでに録画残時間を伸ばしておきたくて再生。
よくあるクリーチャーものでは決して無い。
クリーチャーは終盤までほとんど出てこず、男女二人のロードムービー形式になっている。
モンスターパニックを期待すると完全に肩透かしを食らうので、初めから起伏は期待しない方が楽しめるかな。
ストーリーに起伏は無いのだが、色々思う所があって見ていられた。
人の悲劇が金になる時代
“爆撃をやめろ 政府こそモンスター”
クリーチャーに対する爆撃で人が大勢亡くなっていることへの批判ポスター。
この文言であったり、地球外生命体が地球に繁殖しているという「非日常」の設定の中でも、随所に現実への非難が篭っている。
人間のセックスはあんなにグロいのにクリーチャーの交尾は綺麗だった。