ウォルシュの映画では、喧嘩で椅子を叩きつける。
あるいは『大雷雨』の最後の喧嘩では主人公はレンチを持ち、『栄光』ではフラッグ大佐は銃を手にする。
しかしそれを手放した後、前者ではさらに主人公を支えるベルトが手から滑り落ちた後に仲直りしており、『壮烈第七騎兵隊』でも手ぶらのシャープを抱き抱えるが、ウォルシュの映画では友情の回復のためには手に何も持ってはならないのではないか。
・『大雷雨』でボッタクリバーでぼられて椅子を叩きつけて暴れる、去り際に女の子に木片渡して「戻ってくるかもしれないから持っとけ」
・『壮烈第七騎兵隊』でバーを開けたシャープに怒って椅子を叩きつけて暴れ、木片で酒瓶を叩き割る
・『栄光』の上海の女の家で、ベッドに突き飛ばされて相手に椅子で殴りかかる