キャッスルグレンギャリ

キューリー夫人のキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

キューリー夫人(1943年製作の映画)
4.0
U-NEXTで鑑賞。U-NEXTは今ではなかなか観るチャンスがない本作のような古典が充実していていいです。

ふたりの偉大なるノーベル賞物理学者の半生を描いた作品です。受賞理由になったラジウム元素発見までに、上映時間の7割を費やしていますが、夫婦愛を描いた見事なラブストーリーに仕上がっています。
キューリー夫妻を演じたグリア・ガースンとウォルター・ピジョンは前年に「ミニヴァー夫人」に出演、この作品のでのイメージを引きずらないように演じ分けるには一苦労あっただろうと思います。(筆者はミニヴァーを未見なのでこの後見てみようと思います。)

グリア・ガースンは今の時代でも通用する美人だと思います。ミニヴァーでのオスカー女優ですが、主演作が「風と共に..」とか「ローマの休日」とか日本で古典化している作品ではないため、もはや日本で知る人はあまりいないのではないか、残念です。