季節のはざまでの作品情報・感想・評価

『季節のはざまで』に投稿された感想・評価

本作、デジタルリマスター版で干渉したので、レビューは、そちらの方(パングロスの映画一覧で本枠の一つ前)をご覧ください。
映画部

映画部の感想・評価

4.0
・主人公の少年時代がかわいい
・ホテルの装飾やテーブルコーディネートなどが美しい
・音楽も美しくて…すみませんウトウトしました
・鍵穴からの光景がこちらとしても衝撃
子どもの目から見たスイスの高原ホテルの群像劇。すごい寝ちゃったけどすごいおもしろい。
大岸弦

大岸弦の感想・評価

5.0

季節のはざまで デジタルリマスター版
神戸新開地にあるCinema KOBE(シネマ神戸)にて鑑賞2024年4月7日(日)

原題は「季節外れ」の意。つまりホテルの閑散期を指す

ひとりの中年男が自…

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mimi

mimiの感想・評価

-
淡白で冷たくみえる人間がとびきりの愛をかかえている、シャンソンの艶
イングリット・カーフェンの淡い歌声とレナート・ベルタの甘美なキャメラ・ワークに思わず身を委ねてしまう、この悦楽こそ、まさにダニエル・シュミットという体験に他ならない。

ダニエル・シュミットのエッセイのような映画。幼少時に過ごした、いまは廃墟となったホテルを訪れて、蘇る記憶を眺めていくという設定に特化した作品。思い切りが良いというか、現在に何かが起こるわけではなく、…

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全部が素敵だ。こどもの頃、大好きな本のページを焦ったい気持ちで、それでも一枚一枚ゆっくりめくったあの頃みたいに何故だかわくわくした。こういう感覚はひさしぶりだった。「ほんとうに物語だ」と思った。
めちゃくちゃ好き。プルースト+ビクトル・エリゼとか言ったら怒られそうだが、そんな感じなのです。

ダニエル・シュミット監督のキャリア後期の名作。監督曰く「過去に永遠の別れを述べるための映画」。監督本人がホテル経営の一家に生まれ子供時代をホテルで過ごした、その頃体験したエピソードを映画化。

スイ…

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