大木茂

カッパの三平の大木茂のレビュー・感想・評価

カッパの三平(1993年製作の映画)
3.3
夏も終わりだな…

牧歌的でありながら死を連想させるストーリー

カッパとあまりにも瓜二つなのは笑う
タヌキとなんの疑問もなく会話出来ていたり
死神が貧乏だったり不思議なんだけど突っ込むのも野暮なくらい呑気な世界

原作は三平が死んじゃうって回もあるらしくて
冒頭に村の人達が悲しんでいるのはその名残なのかもなと変にリアルですでに切ない
ガータローが代わりに三平になって泳ぐのも汲んでるんだろうな

あと謎に野糞3回もするし(においを残して助けに来たからあながち無駄じゃなかった)
ヒロインに至っては野ションが気持ちいい発言まである

そして三平は東京行かないんかい笑

予告編を観返すとカレーをむしゃむしゃ美味しそうに食べてる三平を見るとまた切なくなる…

ある意味死後の世界というか
戻れない時代のノスタルジーがすごい
大木茂

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