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1956年、吉村公三郎監督作品。吉村公三郎監督は、色覚障害があったそうだ。本作は、吉村監督の初のカラー映画作品。もちろん周りのスタッフの協力があったからだろうが、そんなことを感じさせない色遣いだ…
染物屋という設定もあってか、モダンなお着物が沢山出てきて、目の保養。カラー映画だからか、赤の時には恋が燃え上がっていて、青の時にはお別れの時で。なによりも山本富士子の中に秘めた、殺した恋い慕…