南北戦争直後、ジェームズ=ヤンガー・ギャングは銀行強盗と列車襲撃を繰り返す
人々が英雄視する一方、ピンカートン探偵社は彼等の追跡を開始する…

南北戦争で敗れ、北軍政府の圧政に苦しむ南部大衆に英雄視されたジェシー・ジェームズらの物語

ブラピ主演の「ジェシー・ジェームズの暗殺」からすると時系列的に少し前からの話

作中ではジェームズ兄弟、ヤンガー兄弟、ミラー兄弟、フォード兄弟の4つの兄弟が登場し、配役に実際の兄弟を起用しているのは素晴らしい👏
ただ、知ってる人がデニス・クエイドしかいなかった…

北部人に対して"ヤンキー"と呼ぶ場面が多々見られたが、これは南北戦争時代の南部人による蔑称
逆に南部人は"レッドネック"、南軍は"レベル"らしい

因みに、2月13日は彼らが世界初の銀行強盗に成功したことで「銀行強盗の日」となっている

名誉

南北戦争直後の混乱期
3組の兄弟たちは、銀行強盗と列車襲撃を繰り返しており、人々はそんな強盗団を英雄視し喝采を送る
一方彼らを捕まえるべく、とある探偵社が追跡を開始するが……

無法者たちの鮮烈な生き様を描いた伝記ウェスタン

本物の兄弟俳優たちが共演したことも話題になった

男たちの物語

ドラマ要素

いきなり撃つ
アクションは少しだけど良かった

こういうの憧れますね

中学生の時に観て、映画が大好きになったきっかけの一本だった
「明日に向かって撃て」

数年前に再会を果たした時に、予想外の違和感を感じた。

ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードがカッコ良すぎるのだ！

変なことを書くようだが、彼らのやっていることと、その描き方に溝のようなものを感じてしまったのだ。

もっと分かりやすく言えば、
「えっ〰銀行強盗とかをこんなにカッコ良く見せていいの？」てこと。

どのみち、泥棒だよね、ってちょっと冷めたというか、クソ真面目な思いが出てきちゃったんだ。

でも、自分の書いたことをまた否定するようで、もろ矛盾してるんだけど、

「明日に向かって撃て」は、まだカッコいいから、どこか夢物語的で、切り替えて観られるだけど、

こっちの方は、リアルな描き方で、
スターがでていない部分、タチが悪い。

最近、観た映画で、これほど、出てくる役
全てに感情移入できなかった作品も珍しい

とにかく、この強盗、仕事のプロなのだ、
プロの強盗、プロの悪党

だから、抜かりなく、かなり非情だ。
一回の仕事で、かなりの一般人も殺していく。

中盤に彼らを追う側のミスで彼らの家族の悲しい目に遭うが、
正直、全然、同情できない。
だって、元をただせば、あんらが人に追われるようなことしたからやろ！って
思っちゃう。

女性陣も全くと言っていいほど、魅力ない
し、人間味を感じない。

もう、観るの、止めようかなと思ってたけど、
よーやく、最終盤に彼らの末路に、変な意味ホッとしてしまった。

制作側の乾いた視点も、最後にきて、何とか理解？できた気もするけれど、

じゃあ、何を描きたかったのか、、
南北戦争の影が色濃く残り、
敵対心、差別意識がくっきり現れる。

それを批判的に描くでも、
ダメな人間だけど、憎めないって言いたいのか、、

どうも好きになれなかった💦