あらすじを読んだら怖くて、観始めても怖くて、序盤はいつでも止められる体勢で観ていた。
特に、私は"身体的な痛み"の耐性が低いし、映画の"セックスと暴力"の許諾度が高くはないから不安だった。私と同じ理由で躊躇している人を見かけたら「表面的な描写が目的では無いので、たぶん大丈夫だと思います」と言ってあげたい。
つまり、ヴィデオ・ドロームは概念の話だと思うので、とても興味深かった。ここで画像は共有できないが、表現方法としても、自分の中でいくつも名場面があった。
そして主人公のマックス・レン。彼が巻き込まれる発端が、個人の嗜好ではなく、ビジネスだという設定がクール。だからより一層ジェームズ・ウッズをセクシーだと感じる。