あやと

ヴィデオドロームのあやとのレビュー・感想・評価

ヴィデオドローム(1982年製作の映画)
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クローネンバーグの映画というだけで観たから、デボラ・ハリーが出てきたとき目ん玉飛び出た

『スキャナーズ』みたいにド派手なグロを楽しむというよりは思想と今も世界の何処か裏の社会で平気で闊歩してそうな薄気味の悪い現実を楽しむべき作品かな

というかこんな設定よく思いつくな ここまで穿ってたらそりゃアンディ・ウォーホルも絶賛しそう

画面の向こうと現実との区切りがつかなくなる幻覚を見て、倫理観を潰して事を犯す
言ってみれば薬物を誰もが触れやすい動画に転じて、より日常に潜みそうな不気味さを演出
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