ピッコロ

道頓堀川のピッコロのレビュー・感想・評価

道頓堀川(1982年製作の映画)
3.5
博打は地獄

ジャケ写からムフフな映画だと思ってウキウキ、ワクワク、そわそわ、ドキドキしてたんだけど、全然そんな事なくて・・・。
そういうシーンがあるのは、あるけど。
なんなら、裸踊りだってあるよ。

そんな事より、このラストは納得いかない!
それまで凄く良い映画だっただけに、残念。
これでは、夢も希望もないではないかっ!

この映画のテーマは、再生だと思ってたんだけど違うのだろうか?

好きになりそうな映画だったのに、ラストで一気に熱が冷めてしまった。
これは、もう好みの問題なんだろうけど、このラストは嫌いだなぁ。

さて、本作。誰が主人公なのか分からない。

真田さんは、絵描きを目指す学生さん。
脱いだらムキムキなので違和感があるけど、こういう大人しく優しい好青年も悪くない。

自分の元にも、松坂慶子さんが飼ってる犬が迷い込んでこないかしら?
そんで、あれよあれよと良い感じにならないかしら。
松坂慶子さんの美しさに、うっとり。
サービスシーンもあるので、更にうっとり。
ムフフ。

そんな松坂慶子さんと真田さんが恋に落ちるんだけど・・・。

今作の真の主人公は、真田さんじゃなくて佐藤浩市さんのような気がした。

本作では、博打について描かれている。
賭けビリヤードのナインボール。
この博打に、はまっていくのが佐藤浩市さん。
そして、伝説のハスラー、山崎努さんが物語に大きく絡んでくる。
父と子の確執。

映画の大半がビリヤードなので、真田さんの物語がおまけみたいに感じてしまった。

もう、あともどり、でけしまへん。

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