くま

フラガールのくまのネタバレレビュー・内容・結末

フラガール(2006年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

これも実話に基づく映画で感動でした。

観終わって「常磐ハワイアン・センター」今は「スパリゾートハワイアンズ」というらしいですが、

実際に行ってフラダンスを観たくなりました。



昭和40年はこんな感じだったんだなあ~、僕が小学3年の頃の日本はこんな感じだったのかと当時を思い出そうとしました。

そんなことはどうでもいい、、、



当時の時代背景、常磐炭鉱が廃れていく中で、炭鉱で生きて来た保守的な考えの人達の中で

これからの時代を考え、炭鉱から「常磐ハワイアンセンター」へと奇想天外とも言える構想で

東北に「常夏のハワイ」をつくる行動を起こした人達は凄いなと思いました。

炭鉱のぼた山があるところに、丸ごとハワイを持ってくるなんて、誰もが「できるわけがない」と反対、、



フラダンスを教える先生、平山まどか役の松雪泰子さんが素晴らしい、、最初はどうしようもない落ちぶれた感じが

映画が進むにつれてすごく良い人、素晴らしい先生になって、、その過程がととてもいい。

蒼井優さんも素晴らしい演技、、、しずちゃんも、、みんなの力が結集した凄い作品だと思います。

そして蒼井優さんのお母さん役、富司純子さん、大反対だったのが娘を思う気持ちから変化

最後は応援するような行動をとりラストでは隅っこから涙を流しながら娘の初めての晴れ舞台、フラダンスを見守るシーンには感動



蒼井優さんのソロでのダンスシーン、全員でのダンスシーン、このクライマックスは圧巻です。

涙が込み上げてくるくらい感動、素晴らしいダンスです。

何度も観てみたい映画が一つ増えました。
くま

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