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フラガールのodyssのレビュー・感想・評価

フラガール(2006年製作の映画)
3.7
【悪くない】

李相日監督作品。 

昭和4年の福島県いわき市を舞台に、エネルギー革命で斜陽になっていた炭坑の人々が常磐ハワイアンセンターを立ち上げてゆく様を、東京から流れてきたダンサー(松雪泰子)が地元少女(蒼井優、ほか)にフラダンスを教え込むところをメインとして描いている。 

芸術や趣味としてのダンスではなく、生活のためにダンスをやるところが、現代とはひと味違った重みを作品に与えており、彼女たちと対立する旧世代の人々も、老いた炭坑婦を演じる冨司純子がすごい迫力を出しているなど、結構いい線を行っていると思う。 
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