凄すぎるー!!
これはカルト映画だわ。
まさに女性版のジョーカーみたいだな。
しかも実話なのかよ…
13歳の頃から売春で稼ぎ、ひたすら孤独に生きてきた可哀想な女性が主人公。
シャーリーズ・セロンの演技、挙動が本物の売春婦っぽくて凄い研究してるなって感心した。
彼女の演技に説得力がある。
やっぱ似てない者同士の出会いって面白いね。
凸凹コンビみたいで。
自殺寸前だった彼女が初めての友情を覚える相手がクリスティーナ・リッチ。
この人はバッファロー66の時とイメージ全然違うね。
こっちのほうが爽やかで好印象だ。
主人公は学校も行く気ないのにいきなり「獣医になる」とか言い出したり、面接で遠回しに馬鹿にされるシーンとか悲しくて見てられない…
今までは売春しかしてこなかったから突然カタギになりたくてもどんな仕事があってどのくらい難しいのかすらわからないんだろう。
それでも懸命に生きようとする健気な姿に同情してしまう。
で、こういう頑張ろうとしてる人に限って元の木阿弥になりがちなのよな。
そういや海外の女性連続殺人犯って売春婦の人多いんだよな。
大体幼少時代にレイプとかされてるし。
段々と男に絶望して男を憎むようになるんだろうかね。
全体的に重たい内容だったが途中で出てくる見た目イカつい童貞男で和んだw
どこまでも自由なのに先が見えてるこの空虚な感じはアメリカンニューシネマっぽいね。
ラストも人の一生について凄く考えさせられたなあ。