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海角七号/君想う、国境の南のpluviaのレビュー・感想・評価

3.4
台湾映画史上 歴代No.1の大ヒット。

台湾と日本、現在と過去のラブストーリーが重なっていく。
ミュージシャンの夢を諦めて地元に戻った青年が、郵便配達のバイトをしていた。とある手紙は、60年前の住所で送られていたために届け先がわからなく…。

あらすじを読むと感動的な雰囲気があり、期待値高めでした。
しかし物語を動かすのは、手紙よりも地元メンバーで作られる素人バンドのことで、予想外のコメディっぽさが多い。群像劇も、鑑賞者側の好みと合うかどうかが満足度を左右するような気がします。

断片的だった物語が最後にやっと繋がっていく爽快感から、野外ライブになるあたりが良かったです。
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