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日輪の遺産のbluemercenaryのレビュー・感想・評価

日輪の遺産(2010年製作の映画)
3.5
純真を裏切ったのは国家
未来を閉ざしたのは国家

死ぬ事より辛い生を選ばざる得ない生き残った1人の少女。
そして3人の軍人。彼等それぞれの決意と覚悟。

フィクションをフィクションと思わせないのが浅田文学
当時の日本には、この女学生の様な少年少女が、3人の様な軍人が大勢いたんだと思います。

誰もが、
最後まで国を信じた。
真実に涙した。
耐えた。堪えた。

決意した。
この国の再生を。

覚悟した。
これから始まる苦難を。

先人の遺産に、
今を生きる人は応えられましたか。
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