ダンディー

日輪の遺産のダンディーのネタバレレビュー・内容・結末

日輪の遺産(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2022年、205本目(ドラマ除く)。

2回目の試聴。

1回目を見た時は、
まだFilmarksを使っていなかったから、
今回ここに記録を残す。

基本的には、
よほど好きな作品とか、
大好きなトム・クルーズの映画じゃない限り、
記録を残すために2回目を見たりはしないけど、
この映画はすごく記憶に残ってたから、
もう一度見たいと思ってたんよね。
GYAO!に感謝や。

この映画の主役は堺雅人演じる真柴やけど、
本当の主人公は、
お国のために死んでいった、
女学校の19人の少女たちと、
彼女たちの先生、野口たちじゃないかと思う。

男が主役で、
お国のために死んでいった
沢山の軍人さんたちの話はよくあるけれど、
女がお国のために死んでいった話は、
数としてはやっぱり少ないと思う。

もちろんこの映画の話の焦点が
そこじゃないことは分かってるけど、
その秘密を守るかのように、
財宝の周りで全員で手を繋いで
青酸カリを飲んで死んでいった少女たちを思うと、
お国のために戦ったのは、
決して男だけじゃなかったんやぞって、
こんな幼い少女たちも一緒に戦ってたんやぞって、
叫びたくなる。

しかしこの映画は本当に良い映画だと思う。
2回目やのに見入ってしまった。
2回目やし、話を知ってるから、
別のことしながら見ようと思ってたのに、
結局他のことは手につかなかった。
ダンディー

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