Kaito

日輪の遺産のKaitoのレビュー・感想・評価

日輪の遺産(2010年製作の映画)
3.5
ありがちなパターンだが好き

反戦平和主義者の先生と、その真っ当な教えをうける生徒たち。

戦争はおかしいと感じながらも時代の流れに乗るしかない軍人達

終戦を知り真柴と小泉は元から心底戦争賛成ではない感じが言動から滲み出る。
その言動を見て、将校でもない命令に従うしかなかった当時の多くの軍人を代表しているような立場の望月の心が解かれて行く様が好き

陸軍将校達の迫力が足りなかったなぁ














---ネタバレかもしれないメモ---
・厳格な軍人の家庭に育ち、平和に戸惑う少女
・宮城事件が描かれているが、あの場から脱出できたのは無理があると思う
・戦後の話が端折り過ぎ
・真柴は昭和23年に会ってから、それ以後に望月の家で剣道道場をやっていたと言っているが、その後不明
・イガラシが余計だったような。。。
・現代は級長(金原家)だけでよかったような
・戦後のマッカーサーの隠匿資金をもっと描くならイガラシも必要だが、それには尺が足りない気がする。あそこまでやりたいなら2部構成とかにして欲しかった。詰め込み感が残念

2018-45
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