まごー

嘆きの天使のまごーのレビュー・感想・評価

嘆きの天使(1930年製作の映画)
3.9
謹厳実直な老教師が、ショーガールに惚れてしまい破滅するという話。
後半の映像からどうしようもなくにじみ出るいたたまれなさというか哀しさがたまらない傑作。

ディートリヒの美脚で有名な作品らしいけど、
後半の展開のほうが強烈で、
錯乱した主人公に対して言い放つ「私にどうしてほしいの?」とその表情の冷徹さ。とにかく恐ろしい。でもスクリーンに悪女は映えるのよ……。
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