パケ猫パケたん

嘆きの天使のパケ猫パケたんのレビュー・感想・評価

嘆きの天使(1930年製作の映画)
4.6
彼女の黒のストッキングに包まれた脚は艶やかな光沢を纏い、長く伸びている
脚首の辺りは引き締まっており、その絶妙な曲線に、男は抗えない 
剥き出しの太腿は、オイラの想い出の、ディートリッヒ似🎵女教師たん👩✨の方が細っそりとしている😻


『嘆きの天使』 (1930)
🇩🇪ドイツ モノクロ・トーキー

監督 ジョセフ・フォン・スタンバーグ

主演
マレーネ・ディートリッヒ(ローラ・ローラ)
エミール・ヤニングス(ラート教授)

ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督が、この映画で、下積み生活の長かった、マレーネ・ディートリッヒを抜擢し
、高い評価を得た作品 
その後、公私のパートナーとなったスタンバーグとディートリッヒは、ハリウッドに招かれ、『モロッコ』、『間諜X』、『上海特急』などの名作を連発する
その後、ディートリッヒと別れたスタンバーグはミューズを失った影響なのか、落ち目に、逆にディートリッヒは、スター街道を究めて行く

ドイツ、ハンブルグ、ギムナジウム(中高一貫校)の生徒たちは、妖しげな女優のブロマイド写真を持っている
ラート教授は、男子学生が入り浸っている、その女優の場末の劇場に偵察に行く
女優の名前はローラ・ローラ
脚線美で官能的な女優である
彼女の歌を聴いているうちに、真面目な
ラート教授は、ローラ・ローラたん👱‍♀️✨に恋をしてしまう✨😍✨
ミイラ取りがミイラに((( ;゚Д゚)))
劇場の螺旋階段を登ると、ローラ・ローラの部屋があり、彼女は住んでいる
螺旋階段の上でヒラヒラのズロースを脱いで、ラート教授を誘惑するローラ
後日、ローラの部屋で結ばれるラート教授
ギシアンまる聴こえじゃん😻😹
道ならぬ恋の噂から、ギムナジウムを首になるラート教授
押しの一手で、ローラと結婚を果たすのだが、言い寄ると白粉の粉をローラに吹かれて、バカにされているみたい
ローラは見事な金髪かと思ったら、カツラだった、栗色の髪のローラ、ぁあ芸能界と女の人って怖いよ😹
劇場の住み込みになったラートは、ブロマイド写真売りから、更に、道化師へと落ちぶれる
と、転落人生を送り、いろいろあって、ラートは発狂してしまう

ドイツ表現主義による、陰影に満ち歪んだ街並みを、発狂した鬼気迫る表情でさ迷い歩く、エミール・ヤニングスのリアルな演技が圧巻で、スタンバーグ監督の作品の中でも、格別な芸術性を有している

また、美女ディートリッヒが美しく生まれた事自体が罪で、図らずも、恋をした男どもを悲劇に導いてしまうという、ファム・ファタールを巧みに演じている
🎵「悪いのは私じゃないわ、近寄ってくる男の方が悪いの」🎵
男に恋い焦がれる『モロッコ』と好一対なので、また、ディートリッヒの魔力に痺れてしまう

エミール・ヤニングスがディートリッヒに恋をしてしまった瞬間の、鏡の演出がまた巧くて、めまいがしそう

学校、絶対的美女、成り上がり、童貞、禁断の恋、転落人生など、映画と、ディートリッヒと、スタンバーグと、ディートリッヒ先生👩✨と、オイラ🐱が絡み合って、他人事とは思えないよ~ あぁ至福かも😻
ハムレットの「生きるべきか、死ぬべきか、」の有名なセリフも出てきて、恋とは命懸けという事ニャンだろうなぁ
シェイクスピアなのでその符号に、やはり鳥肌((( ;゚Д゚)))
映画の中にクロネコが出ていたので、それオイラ🐱かも🐾


めくりめくりまくりの映画📽️体験


スタンバーグ監督はオイラ御用達監督ニャのかなぁ🐱❓
時空を超えて



2023ー66ー53