【岡本奈月を見る映画】
低予算の邦画ですが、見どころはヒロインを演じる岡本奈月でしょう。
二役のように見えて実は一役、というのは結構むずかしいと思うのですが、なかなかよく演じていたと思います。あ、厳密には最後に洋子として出てくるので、三役ですかね。
この映画の見どころはそこに尽きると思います。大学の映画サークルによる映画作りや、その製作を通して自分が何を目指すべきなのか主人公（森岡龍）が迷いながらも道を見つけていくというのメインの筋書きですが、その辺は悪くはないものの、文字どおり大学の映画サークル製作映画の域を出ていないのではないでしょうか。低予算だから仕方がないとは思いますが。
あと、タイトルが長たらしくて、しかもインパクトに欠けているような気がします。タイトルは大事ですよ。
