今年のそりゃないよ大賞作品
幼少期の後悔
自らの許しを求めて
なぜそこまでしたのか?
人生を記録するため脳に埋め込まれたチップ。
アランはチップを埋め込んで亡くなった故人の思い出を作品にする編集者を生業としている。
依頼を受けた医師の思い出を編集していた際、アランが幼少期にトラウマとなった出来事に関わる人物が偶然現れる。
設定やストーリーも面白いし、ロビン・ウィリアムスの演技もさすがな作品。
記憶をメモリーすることで良い事だけじゃなく悪い記憶も残っているというのがミソ。
「人生の記録を改ざん」という重めのテーマで進んでいく中盤まではとても興味深くてグイグイ引き込まれたんだけど、この作品クライマックスがヤバい。
結末の展開が唐突すぎて放心状態になった。
ここまできてこのネタで終わらせるのはいかがなものか。
それならもっと尺を使って盛り上がるクライマックスにして欲しかったなぁ。