袋小路のネタバレレビュー・内容・結末 - 2ページ目

『袋小路』に投稿されたネタバレ・内容・結末

銃を持った闖入者に対する警戒心が薄過ぎないかという疑問は終始拭えなかった。
客人の訪問で形勢逆転、庭師としてこき使うシーンは面白かったし、終盤の展開と結末はよく出来ているなと思った。
前妻に未練があ…

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ドナルド・プレザンスがムチャクチャ面白いですな、コレ。
リチャード役の ライオネルなんとか っていう人もいい味出してます。
結局、犯罪者である彼の最後の一言が象徴する、他の一般人よりも、彼が一番正直…

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狂気と正気は表裏一体で、それが世界に溢れているという恐怖。


テレサは、リチャードに抵抗しないジョージに腹立たしく思う。これは普通だった。しかし、それ以外は全部と言っていいほど非常識。浮気はするし…

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外界と遮断された古城に住み、理想の暮らしを満喫していた中年男とその若妻のもとに逃走中の2人組のギャングがやって来る。結局子供で、浮気していた美人妻が一番得してるし旦那とギャングは可哀想な感じに。不条…

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呑気で平行線な雰囲気の中だからこそ、普通の人間の狂気が際立っていたのが良かった!

大量の卵と腐敗した野菜しかない台所と、対照的に整えられたドレッサー。壊されて音が進まなくなったレコード。観てるだけ…

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浜辺のロングショット、悪党と夫婦の掛け合いが最高。知り合いを罵倒して帰し最後には気が狂いながらも逃げて泣き叫ぶ夫はもちろん、根は良いやつなんだろうなと思わせる悪党のキャラクターも好き。水の中のナイフ…

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昔のギャング映画に出てくる様な悪党と
ヌーベルバーグなフランス女
悪気は無くても救いようの無い小心者の男

再婚した若い奥さんのために工場を手放して
買った古城に、2人っきりで暮らし始めて
まだ3ヶ…

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どん詰まりの夫婦の元にどん詰まりの強盗が押し入る話。
ドルアレック見たさで観たけど、閉塞感と気怠さ、ポランスキーの独特の空気と乾いた展開が良かった。

作品内でかかるレコードが良くて探して購入した思…

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これが芸術なんだろうと耐えて耐えて一番最後の別れた元妻の名前を呟いたのを聞いて全てを理解した。元妻がいなくなったロスを古城や若い美女(彼にとっては子供)で埋めていたのだ。古城は彼の支離滅裂な心が作り…

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誰が言ったか「美女を映さずして映画に非ず」とは、裏返すと、女優を美しく撮れてさえいればそれは立派に映画であるということを、再認識する一本である。
ポランスキーがカトリーヌ・ドヌーヴに続きその姉フラン…

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