このレビューはネタバレを含みます
サマーはビッチ、トムが可哀想。
といった感想が多くて我慢できず初投稿。
物語を最初から最後までしっかり見て、トムがサマーにはっきりと好意を伝えたことはあっただろうか。この映画はトム目線で描かれているので分かりにくいが、一度も伝えていない。それなのにトムは俺たちの関係は何なんだ?とサマーに一方的に判断を委ねる。
バーでサマーが男にナンパされてトムが殴ったシーンも、トムはサマーのために殴った訳ではない。自分のプライドが傷付けられたから殴ったのだ。
果たしてサマーにはトムの真剣な好意が伝わっていたのか?私にはそうは思えない。サマーは自信が持てなかったのではないだろうか。
サマーは
運命は信じない→偶然ならあるのでは?
とトムに期待をしていたがそれもまた違った。
トムの次の相手は、
偶然出会い→サマーに求婚
をした。偶然だけではなく、その先に行動をしなくてはいけないのである。
サマーとの恋愛でトムは運命などない、あるのは偶然。
というところまで気付けた。次は自ら行動を起こせるか、トムの成長に期待したい。