ブラドピト

(500)日のサマーのブラドピトのレビュー・感想・評価

(500)日のサマー(2009年製作の映画)
3.7
時系列が変わるから難しい。

まず映画を見て最初に思ったのがトムが草食というか、28日のサマーが好きなの?って聞いたシーン、あそこで友達と答えてからすれ違いが始まっていると思う。

そもそも最初に話しかけたのもサマー、喧嘩して雨の中謝りに来たのもサマー、主人公は謝る電話もできなかった。そこがすごいもどかしかった。

考察のコラムを見て映画『卒業』の花嫁を奪うシーンを見てからのサマーが泣くシーン。そこからパーティーに呼ばれたシーンと思い出のベンチで話すシーン、そこがサマーは運命なら奪ってほしかった。みたいな記事をみてゾクゾクした。

男女のすれ違いもあるけれどサマーとトムの理想と現実のすれ違いがあると思った。(最後サマーが運命はあると言ったところで)

なんだかんだ書いたけど自分も数年前に同じような境遇から立ち直って今があるからどちらの視点にもなれた。その子も普通の子だったけどよく男に振り返られる子だったな。

すごいもどかしい映画。

サマー可愛い。

最後サマー→オータムなのは良かった。

ハッピーエンドぽく締めるけど全然俺からしたらバッドエンド。

トムに色々モヤモヤしたからこのくらいの評価かと。