かぷちいの

(500)日のサマーのかぷちいののレビュー・感想・評価

(500)日のサマー(2009年製作の映画)
4.5
2020 8/16 1度目の鑑賞

個人的には結構好き。ですが評価があまり高くはないのも納得できる。なんて言ったってヒロイン サマー(ゾーイ・デシャネル)があの性格で、あの生き方をしてるんですから。ですがサマーのことがわからないわけではないですし、理解はできます。というよりは自分の考え方がサマーに似てるからと言ってもいいと思います。「誰かに縛られたくない」「付き合っても長続きはしない」などなど。サマーに対して理解や共感はできますが、社会的なことや、世間体を気にするのであれば、肯定することはできないなということも十分わかります。それに理解を示すことができないトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)とサマーの500日間を描いていました。見る人によってはイライラしていまうんだろうと思います。ぜひ中高生あたりに観てもらい作品です。経験になるし、色々な価値観が詰まってるので。皆さんが観て面白いかと言われればそうではないですが、おすすめはできる作品ですので気になる方はぜひ。


余談です。
自分の恋愛観についてです。ほんとに戯言ですので、読まないでもらっても結構です笑 自分がサマーに似ているとは書きましたが、全くそういうわけではなく、どうしても付き合ってしまえば、終わりが来ることの方が多いです。誰かに期待したり、1人に絞ってしまえば、辛い経験をするのは自分です。誰かに縛られたくなかったり、誰かに嫌われたくなかったり、結果自分が1番大切で自己防衛してるだけ。そんなことを考えてしまう自分も嫌ですし、それを客観視してる自分も嫌です。なんだか恋愛感ではなかったですね笑 まあ楽に生きたいって考えてる20歳の平凡な大学生の戯言です。長々と失礼しました。
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