たけちゃん

地球の危機のたけちゃんのレビュー・感想・評価

地球の危機(1961年製作の映画)
3.8
今日の無謀な夢も、明日の現実!


アーウィン・アレン製作、監督、脚本 1961年製作
主演ウォルター・ピジョン


前回は今日は何の日シリーズのお祝いコメントをいただき、ありがとうございました。狙っていたわけではなく、本当にたまたま気がついちゃったから書いたんですが、すみませんねぇ。でも、褒められると調子に乗るタイプ(打たれるとすぐに落ち込みますが……)なので、まだ、頑張ります(。・ω・。)ゞビシッ!!

そんな今日は3月14日なので、「ホワイトデー」レビューかな?と思ったでしょ(笑)

ざんね~ん!
今日は「今日は何の日シリーズ」じゃないんですよね………コノヒネクレモノメ


今日は、水曜日恒例のシリーズ「潜水艦映画にハズレなし」です( •̀ω•́ )و✧


ということで、本日ご紹介するのは「地球の危機」です……って、ほとんどの方、知らないのでしょうね。僕も観たのは初めてです。
レビュー数も6本(ㅇㅁㅇ)!!!!!!!スクナ!


でも、なんで、この作品を選んだのかと言うと、先日上げた「スタートレック🖖」のレビューが関係します。

その時、僕をSF海外ドラマ好きにした作品が「宇宙大作戦」と「原子力潜水艦シービュー号」だと書いたのですが、その「原子力潜水艦シービュー号」のオリジナルとなる映画がこの「地球の危機」なんです。


そんなわけで、今回、このシリーズに登場願うこととなりました\(^o^)/ハズレタラドウショウ…





お~っ、面白いじゃないか\(^o^)/
僕が生まれる前の作品とは思えませんね~。
今回、どうしても観たくてBD購入したんですが、本当に画が美しい。
そして、見事な特撮です。
水の中の描写もキレイでした!

かっこいいんですよ、シービュー号が。
もちろん、ミニチュアですが、安っぽさがない。
サメのようなデザインが素晴らしいです( ˘ ˘ )ウンウン
巨大なガラスの展望ルームがあって、外の様子が見えるのですが、それは便利だ(笑)最高の水族館。



監督のアーウィン・アレンは、テレビプロデューサーとして知られ、あの「宇宙家族ロビンソン」や「タイムトンネル」などを手がけました!
それだけで信用できる( ˘ ˘ )ウンウン


映画監督としては、この前作がコナン・ドイル原作の「失われた世界」で、後に「ポセイドン・アドヴェンチャー」などを手がけ、ジョン・ギラーミン監督作の「タワーリング・インフェルノ」ではアクション監督も手がけました!



なんと言っても、脚本が面白い( •̀ω•́ )و✧
オリジナリティに溢れながらも、当時の最新科学にもしっかりと目配せした作品になっていましたね。

また、僕のような特撮好きにはたまらない映画でしたよ。
特殊効果を担当するのはL.B.アボット。
実はこの作品の前に手がけたのは、あの「眼下の敵」( •̀ω•́ )و✧
このあと、「ポセイドン・アドベンチャー」や「トラ・トラ・トラ」を担当し、視覚効果賞なんかも受賞した巨匠なんですよ。
そりゃ、素晴らしいわ。
もちろん、50年以上前の作品なので、古いところもありますし、今の基準ではえっ……という部分(イカタコニハメヲツブッテ…)もありますが、それ以上に豊かな想像力で演出された内容がたまらなく好きでした( ˘ ˘ )ウンウン



ストーリーとしては、処女航海で北極に潜ったシービュー号が3日後に再浮上すると、ヴァン・アレン帯の炎上により地上は灼熱地獄と化していた。その地球の危機を打破するためにシービュー号が取る行動とは……といった展開です。

当時、発見されたばかりのヴァン・アレン帯をテーマにしたり、核ミサイル「ポラリス」を搭載した原子力潜水艦を主人公に据えたストーリーは、当時の観客を大いに驚かせたことでしょうね。


この設定を生かして、テレビシリーズが制作されることになりましたが、ネルソン提督はじめ主要キャストはみんな変更されていますので、僕の知っているシービュー号とも違いますが、船は同じものを使っていますし、映画のネルソン提督やクレーン艦長も魅力的でしたので、これはこれで十分よい作品でした( ˘ ˘ )ウンウン




今回は特撮好き納得の面白い潜水艦映画でした。
よかった。今回はハズレなくて\(^o^)/
興味が湧いたら観てみてくださいませ(。・ω・。)ゞビシッ!!