潮の満ち引きによって陸と離れる古城のような砦にすむ夫婦のところに
死にかけの相方と逃げ込んできた犯罪者が
仲間の救援を待つために2人をおどし強制的に共同生活を始めたのだけれど
犯罪者との共同生活で…
八割喜劇、二割悲劇。
全くこの島なのか、本島と陸続きなのか、時間による満潮、干潮を生かしたロケーションの個性ってのを、パンフォーカスで巧く魅せる。
不条理劇にこういう弱いジジイを見たら、私が思い出す…
ドルレアック美しい!閉塞感のある場所で、限られた登場人物たちがコロコロと立場や力関係を変えながら物語が進む。立場が逆転してさらに逆転して、という中で、登場人物たちの人間性がむき出しになっていくのが面…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
誰が言ったか「美女を映さずして映画に非ず」とは、裏返すと、女優を美しく撮れてさえいればそれは立派に映画であるということを、再認識する一本である。
ポランスキーがカトリーヌ・ドヌーヴに続きその姉フラン…
強くてしたたかな妻と、神経質で気弱な夫という構図が
最後にひっくり返ったかと思いきや、エンディングでまたひっくり返る。
そして、子供役の憎たらしい言動と行動。
所々に散りばめられた笑いもよい。
煙草…