いろどり

ひなぎくのいろどりのレビュー・感想・評価

ひなぎく(1966年製作の映画)
4.5
私は私なの?

若いときってそんなことを考えがち。
結論なんて出ないのに、色々考えすぎて頭のなかはぐちゃぐちゃ。
そんなマリエたちの頭の中のように騒がしい映像のオンパレードで、華やかで可愛くて楽しかった♪ベッドルームの壁に大きな葉っぱをたくさん貼っているの可愛すぎ🏵️私もやってみたい!

女の子2人の奇行、突然のフィルムの色の変化、唐突な場面展開は、「メルシー・ラ・ヴィ」と似ている。ベルトラン・ブリエ監督は、本作から影響を受けたのではないかしら。

ずっとずっと観たかった映画をついに観られて幸せ。
平日のレイトショーなのに劇場はおそらく満席。
世代を超えた人気の高さが伺える。
古い作品なのに、アヴァンギャルドでいつまでたっても新しい!
女の子映画、ガールズムービーの傑作という称号は、この先もずっとこの映画のものでしょう💕
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