たた

天国からのエールのたたのレビュー・感想・評価

天国からのエール(2011年製作の映画)
3.1
なるほど!あべちゃんはローマ人やらせてもウチナンチュやらせても絵になるわけだね(濃いから)。しっかし背高いなー

あべちゃん演じるにーにーの思いが熱い。
「昔はお金なんか出さなくても、周りの人が助けてくれた。いろんなことを教えてくれたさ。今の若者にも、そういうことを感じて欲しい」

たとえ結果がでなくても、一見暴走にみえる行動でも、本気で信念を持って動く人には、損得勘定を超えて周りの人が応えてくれる。
実話ベースであること、こういう、若者に本気で向き合う大人も本当にちゃんといたんだってことは、素晴らしいことだけど、映画作品としては、何だかあんまり響かなかったなあ…
邦題の安っぽさもなんだかなあ…
アンビリバボーくらいの伝え方のほうが大衆受けはいいと思うけど。

でも家族や関係者や地元の人は、この映画化はむちゃんこ嬉しかっただろうな。
にーにーの生き様が、生きた証が、映画作品として永遠に残るということ。

桜庭ななみはキレ気味女子を演じる時だけ輝いてたイメージの女優さん。最近見た覚えがないけどどうしてるんだろう。

ウチナンチュとしてはやっぱり、この映画に限らずヤマトンチュが話すウチナーグチ(なまり)の不自然さが気にはなるけど、映画やドラマ内の役割語としてなら申し分ないと思うし、だいぶ確立&定着してきた気がします。
たた

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