とらねこ

穴のとらねこのレビュー・感想・評価

(1957年製作の映画)
3.9
京マチ子がイキイキと動き回る、彼女の魅力たっぷりのサスペンス。ヒッチコック風を目指したかのようで、本格的な推理モノ、且つ軽快でテンポが良い。場面もめまぐるしく変わるけれど楽しくてライト。何より京マチ子の活躍を楽しむ、小気味良い一作であった♪

石原慎太郎がひょっこり出てきて、歌っているシーンがある。いかにも自分に酔った歌い方。演技というより、本気で自分を恰好いいと思っている風。山村聰はここでも悪役。
とらねこ

とらねこ