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ブレード/刀のkoyamaxのレビュー・感想・評価

ブレード/刀(1995年製作の映画)
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父を殺され、右腕も失った男の超絶復讐劇。


ムードとして、日本の時代劇にも似ている感じもありますが、アクションが色々な意味で激しいです。


女性をめぐる二人の青年の愛憎劇。
父親に抱く複雑な想いなど、描くことが多すぎて、話の動線が若干ごちゃごちゃしているところもあるのですが(^^;、

全ては画で語っています。

癖の強いフレーミングが多く、かなり観辛いことは否めませんが、、

主人公らの感情と一体化した画づくりとなっていて、やたら熱いです笑

どしゃぶりの雨の中叫ぶ悲壮の青。
燃え盛る炎に浮かぶシルエット。
雨の逆光、雷光と共に現れる怒りの顔面。
奥が見えないほどの土煙からあらわれる無数の敵たちなど、人を選びそうですが、画的な試みが見ごたえあります。
ここで描かれるエモーショナルな光と闇は、第二の主人公といっていいかもしれません。


そして、
考える隙を与えない怒涛のアクション。
ラストだけで何回も観直してしまうパワーがあります笑
映画は理屈にひれ伏してはならない!
と改めて勇気をいただけた映画でした^^
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