このレビューはネタバレを含みます
カンフー映画なのに香港ノワールというか…その逆というか…様式美ある映画史をもつ国ならではの佳作なのかも。ドラマを香港映画の様々な様式に当て込んでいく。復讐..ロマンス..不遇..暴力..犬食い..修行..決闘アクション..どこかのアメリカ人が東映任侠映画撮ってるみたい。作り手は結構真面目だからつい笑っちゃうのも似ている。いや面白かった。
刀鍛冶の祭礼というのが興味深い。これは道教かと思ったけど仏教の僧侶いますね。不思議。
ヴァレリー・チョウ?チャウ・カーリン?どっち?の娼婦役もすごいが主演のソニー・スウのヤンデレ風味もすごい。オチの救いの無さ。