平松正四郎は城代家老の家に婿入りが決まっていたが、家に突然訪ねてきた見知らぬ娘を、家に住まわせてしまったために破綻となった。ふさと名付けられた娘はやがて正四郎の妻となり、娘が生まれた。
しかし、ふさ…
あゝ、美しいな。市川ワールド。映像、会話、音。皆洗練されているな。音のない音の心地よさよ。
また、浅野ゆうこの影のある演技も意外にも?よかったな。二面生が上手く表現していたねー。
フランキーはど…
6**
□物 語 ★★★★★ ★
□配 役 ★★★★★ ★★
□演 出 ★★★★★ ★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆
・ドキドキ ☆☆☆☆☆ ☆
・雰 囲 気 ☆☆☆…
いきなり山本周五郎のブームが舞い降りてきたので鑑賞。
山本周五郎の小説は「樅ノ木は残った」しか読んだことがないのだけど、他の映像化された作品を観て、状況や立場が変わっても、主要な登場人物の心根に…
晩年の市川崑作品。現フジテレビ社長が企画してる。ハイビジョンで時代劇撮影する実験作だったのだ。晩年の市川作品は、全部こんな感じ。記憶喪失でも浅野ゆう子なら大丈夫と言う話。中井貴一のコメディ演技を市川…
>>続きを読む市川崑監督作品 「その木戸を通って」1993
(市川崑監督作品全作品観賞目標 現在21/81)
静かな空間に江戸時代の屋敷が映る。そこに盆栽を丁寧に整える男が現れる、中井貴一。「行きやがれ行きやが…
あの市川崑監督が、まだハイビジョン撮影が黎明期だった1993年、初の時代劇長編作品として実験的に撮った代物で・・・BSの専門チャンネルで一度だけ放送したが、改めて劇場用に復活させた幻の一品。
記憶…
ロケ撮影でも自然光をカットし、人工照明で作り込まれている。そのリアルだが違和感のある明暗の演出は、市川崑監督作品らしい独特の雰囲気がある。
葉の上を滴る一滴のしずくが静止し回想に入るという、その一…