中島康雄

アイズの中島康雄のレビュー・感想・評価

アイズ(2008年製作の映画)
3.7
普通に楽しめた作品です。香港映画がオリジナルで、そのリメイク作品です。香港映画のオリジナルも見た記憶があります。

主人公の女の子は盲目でしたが、ある時念願の角膜移植手術が受けられるようになりました。しかしその角膜を移植して包帯を取った日を境に自分の身の回りで不思議なモノを見るようになり幽霊なのか現実なのか何なのか分からず戸惑い、恐怖に悩まされる生活が始まる。しかし自分でいろいろ調べてみると臓器移植で細胞にドナーの記憶が残っていて、その記憶や思念を受け継ぐことが稀にあることを知り、きっと自分のドナーに何か原因かあるのではないかと疑問を抱き始めるようになる。物語はちょっと怖さを煽ろうとする場面がところどころにありますが決して怖いストーリーではなくラストは主人公にとってむしろ、こうなる方が良かったのかもと思えるような終わり方。必ずしも目が見えないことは不幸せで目が見えることは幸せとは限らないというこおを伝えたかったのかな。
中島康雄

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