こつぶライダー

エンド・オブ・デイズのこつぶライダーのレビュー・感想・評価

エンド・オブ・デイズ(1999年製作の映画)
3.5
1999年12月31日、ミレミアム最後の日に悪魔・サタンが復活する。

当時親父と一緒に劇場に行った9歳の私は、怖くて怖くて身を震わせながら観た記憶があります。それなのにシュワちゃんカッコよすぎてサントラも購入。

確かシュワちゃんが心臓手術した後の作品。
当時のハリウッド映画らしい、爆薬使いまくって車がバーン破壊されて燃えていく映像はスカッとした。
全体的に暗がりな視野で進むため、見にくさもあるが、内容のダークさからすると工夫のひとつとして悪くなかったかと。

これまでも屈強な男として君臨してきたシュワちゃん。地球外生命体とも戦ってきて、もはや人の域を超えたなってところで、今度は悪魔…いや、どうやったら勝てるの?

妻子を失い、神の存在を否定した民間警備員ジェリコを演じた。
悪魔の子を産むと予言されたクリスティーンを助けるべく奮闘する。
はじめは、そんな話しあるわけないだろバカヤローって感じで、司祭の話を信じないが、あまりにもカルト的な流れで進むため疑心暗鬼で聖書を読むと、、、あらホントやないかー!
彼が最後に信仰心を持ってクリスティーンを救うために神に祈り、出た行動に涙!!!

シュワちゃんの手術からの復活と、当時流行りに流行ったミレミアムの世界滅亡話とを上手く絡ませた作品となり、かなりの話題になったわけですが、残念ながら評価は低く、映画ファンの間でもあまり名前を聞かない作品です。
自分も思い出補正があるためか、それなりに好きな作品となっていますが、やはりツッコミどころ満載で、9歳の少年を騙せても30代のおっちゃんは無理だな、、、と。

ただ、この作品のガブリエル・バーンが印象深過ぎて、公開年こそ前ながら、後々観ることとなる『ユージュアル・サスペクツ』では、ちょっとビビってしまいました。
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