GaPTooth

ヴァジニアの血闘のGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

ヴァジニアの血闘(1940年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

原題:Virginia City

( 」゚Д゚)」Excellent!!!
面白かった(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

エロール・フリンが素敵すぎる。
顔良し👏声良し👏スタイル良し👏演技良し👏アクション良し👏
ボギーと乗り合わせた駅馬車内でのシーンから駅馬車を止めるまでのシーンも、最終盤のランドルフ・スコットとのシーンも最高👏単独で馬を駆る姿も騎乗のまま崖から転げ落ちる姿もナイス👏物凄く格好良い👍

1864年12月。
73人の男女と子供たちによりアメリカ史に残る大計画が実行された。
この作品は彼らに捧げる。
登場人物は架空だが、物語は事実である。

南北戦争終盤。
資金豊かな北軍とは対照的に南軍の金庫は空っぽで武器さえ満足に無く、南軍にあるのは気力だけというトホホな状況。
当然、北軍が優勢。

ケンタッキー州モーガンタウンで、氏名と目的と通行証を確認されてはじめて通行が許可される。
その駅馬車に乗り合わせていたのは、4人。
コルバーン
ハットフィールド判事
グッドリッチ(証人)
そしてジュリア・へイン(へイン大佐の娘:リビー捕虜収容所の所長ヴァンス・アービーの友人:ジュリア・アダムスと名乗っている)

リッチモンド:リビー捕虜収容所。
南部連合軍の軍用施設[通称:悪魔の穴蔵]

北軍のケリー・ブラッドフォード大尉(エロール・フリン)を先頭に捕虜たちが脱走のためのトンネルを掘っていた。脱走計画は3度目。
3ヵ月と13日間かけた地道な作業の結果、あともう少しで貫通するはずのところまで掘り進んでいたのだが...

ある夜、収容所所長ヴァンス・アービー大尉(ランドルフ・スコット)は捕虜たちの部屋の地下へ降り、コツコツとトンネルを掘っていたブラッドフォードら3人を引きずり出す。実は、アービーは初めから気づいていて故意に掘らせておいて失望させる計画だったことを語る。
その上で「掘りたければ掘れば良い。出た先には銃剣が待っているぞ」と忠告する。

さて、ブラッドフォードはどうする?

その頃、ジュリアが収容所に到着。
「南軍に500万ドル相当の金塊を寄付する話がある」ことをアービーに伝える。
金塊はヴァジニア・シティにあるという。
ヴァジニア・シティは北軍の拠点(根城)だが、鉱脈の所有者はキャメロン医師やアミスタッドらの南部人。彼らが南軍への忠誠の印に寄付するいう。

が、北軍のせいで運べない。
運ぶためには、土地勘があって頼れるリーダーが必要になる。アービーに白羽の矢が立ったってこと。

アービーは、アメリカ(連合国)の初代大統領ジェファーソン・デイビスに会うことになる。
アービーは、運ぶ経路を大統領らに説明。
ネバダを南下し、テキサス。

アマリロで護衛と合流してガルベストン。

密航船でウィルミルトンを通ってリッチモンド。

500万ドル相当の金塊を1900㎞も運ぶ任務を大統領から受けたアービーは、出発することになる。

さて、リビー捕虜収容所のブラッドフォードたちは掘り進んだトンネルの中に居た。
狙いは爆薬庫。収容所💥大爆発💥
そのどさくさに紛れてブラッドフォードたちは脱走成功( ノ^ω^)ノ

ブラッドフォードら3人は、北軍のセブンパインズ(ミード将軍の指令本部)に無事に到着した。すでに「南軍によってリッチモンドに金塊が運ばれる」という情報は知られていた。
それで、金塊がリッチモンドに運ばれるのを阻止する任務を帯びたブラッドフォード、マーブルヘッド、ムースの3人は出発する。

ヴァジニアへ向かう駅馬車に、ジュリア、ブラッドフォードら3人、保険のセールスマン、口ひげが似合わない小柄でキザな男が乗り合わせていた。
!このタイミングで!ジョン・マレル(ハンフリー・ボガード)登場!残忍な盗賊団の首領(笑)口ひげが似合わないキザ男(笑)
マレルは銃を突き付け勝ち誇るが、涼しい顔のブラッドフォード(笑)
形勢逆転!ブラッドフォードに銃を突きつけられるマレル(笑)
ブラッドフォードの機転で盗賊団を帰すことに成功し、意気揚々と出発...したかったんだろうが、マレルの反撃が始まる。

走る駅馬車での銃撃戦💥=🔫→マレルが駅馬車から川へダイビング→暴走する駅馬車を止めるためにブラッドフォードがアクロバティックな手綱さばきを見せる(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

あらら(;-ω-)ブラッドフォードとジュリアが💕フォーリンラブ💕

ブラッドフォードたちとジュリアがヴァジニア・シティに到着した頃、アービーらによる金塊の偽装(二重底)は完了。48時間以内に出発予定となっていた。
表向きは「家族と共にカリフォルニアへの移住」

セザラック・サルーンで歌い踊るジュリアと再会し喜ぶブラッドフォード。
アービーとも再会'`,、('∀`) '`,、
アービーから「奴は北軍のスパイだ。気を付けろ」と言われたジュリア。複雑だなぁ...

あぁ。エロール・フリンとランドルフ・スコットの丁々発止が面白い。
お互いに手の内を読み合い探り合う2人。

ブラッドフォードの指揮で金塊と協力者の捜査が繰り広げられて隠れ家は見つかり、道も封鎖されて追い詰められていく。金塊は無事に運び出せるのか?!

はい。タイミング良く!マレル登場(笑)
キャメロン医師に傷の手当てを頼みに来たマレルに「1万ドルで仕事を頼みたい」と依頼するアービー。
マレル率いる盗賊団に北軍の駐屯地を襲わせて町の警備の気を逸らし、その隙に運び出す計画。

ブラッドフォードの身柄を拘束したいアービーによってジュリアにも辛い任務が課せられる。
アービーの願いに応じるのか?
ブラッドフォードの身を守るのか?
ブラッドフォードを助けることは、命を懸けて金塊を運ぼうとしている仲間たちを裏切ることになる。

ブラッドフォードの本心を聞き出したジュリアの決断は?

このあと怒涛のクライマックスに突入。
!ワクワク!ドキドキ!ハラハラ!
11才のコビーの死(*T^T)
ブラッドフォードらの追走!

マレルたちの奇襲!に対して「マレルに金塊を渡してたまるか!」と助太刀に来るブラッドフォード。
負傷したアービーの代わりに指揮を執るブラッドフォード。

金塊は馬車ごと(故意に)埋めたから。
「金塊は無い」

軍法会議にかけられるブラッドフォード。
判決は、1865年4月9日。朝。死刑(*T^T)

ジュリアは、愛するブラッドフォードを救いたいがために、3200㎞を旅してアメリカ(合衆国)の初代大統領リンカーンに直訴。

南北戦争終結。

そして感動のフィナーレへ(*’ω’ノノ゙☆パチパチ
GaPTooth

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