狭須があこ

ミシェル・ヴァイヨンの狭須があこのレビュー・感想・評価

ミシェル・ヴァイヨン(2003年製作の映画)
3.6
今日は映画を見るつもりなかったのに、カーチェイス映画の無料配信期限が今日までとか言われたら…見ますね

並走!並走!並走!
チキチキ並走レーーーース!!

おっさん×少女の映画を作ったと思ったら、おっさん×車の映画を作る。
リュックベッソンはそういうとこあるよね~、あとお父さんをヒロインにするのも好きなんだね。
主役のサガモアステヴナンという人は、角度によってはクリスエヴァンスに似てる。

オークションのシーンが好きでニヤニヤしました。
あと、「シーッ」ってやってくる金髪ドS美女の目が最高に芸術的すぎて、5回くらい再生したあとスクリーンレコードで保存した。
どの登場シーンでもこの人の目が死ぬほどタイプだったから必死で女優を検索したけど、あんまり有名な女優じゃないっぽくて引っかかりませんでしたね。しょぼん。

男の土俵で勝ちに来る金髪美女と、女の土俵で勝ちに来る黒髪美女と、どちらもなかなか最高でした。全然タイプ違うけど、負けず嫌いだよねぇきみたちは。美女たちに乾杯。

で、肝心のレースの感想ですけど、「レースをしろ」って感じでした。
ひたすら嫌がらせをしてるだけやーん、スピードで勝ちなさいよ
レースそのものが死と隣り合わせ、みたいな話じゃなくて、小細工とか銃で死ぬのはレースとして邪道だよぉ、無免許でも関係ねぇ、走るぜ~!みたいなtaxiとかのカーアクションであなたはいいんだよ、ベッソンさん。

「クラッシュした!!○○が死んだァー!!」って叫ぶ実況で笑った。まず医者呼べ
オチも笑いました。レースをしろ

いやまあカーチェイスの映像そのものは、そこそこ満足してます。
フランス映画苦手とか言ってても、カーアクションはやっぱり世界共通なんですね。
狭須があこ

狭須があこ