ドラマシリーズを経ての映画化。
相変わらず面白かった。
キャストもドラマ版の役者はほとんど出てないので、映画単体でも楽しめると思います。
映画のキャストの安定感たるや！
夏帆がギャル役を頑張ってました。
イメージと全然違ってて良かった。
草剪もこの役ハマってていい。
弱きを助け、強きをくじく。
口は悪いが根は悪くない熱い男。
そんな彦一が今回はどんな騒動を起こすのか。
わりと重厚感あるストーリーに引き込まれます。
なにが正義でなにが悪なのか。
高齢者施設の実態とまではいかないけど、福祉的な問題も取り上げられていて
これを機に関心を持つ人がいるのだとしたらいいことですね。
高齢者は施設に高い福祉用具やいい部屋を求めているのではなく、
人間の温もりであったり日常的なことであったり、そういうのを求めているのだろう。
そんな施設を彦一は実現し、人々の居場所となり得た。
簡単なようで難しいね。
時間は130分ちょいと少し長めですが、あまり時間を感じずに見られました。
極道と福祉、どっちも入り込みにくい世界かもしれませんがその分見応えある作品に仕上がっていると思います。
