主役は悪くないが余命短い病気の説得力なし
山崎まさよしはミュージシャンのはずだから演技など期待できないだろうと疑心暗鬼。
そんな懸念を持ちながら見始めたが意外に悪くない雰囲気。
逆にヒロインの方が拙い感じで気になったりもしたが、どうにか破綻せず最後まで持ってくれた。
他の俳優陣は気になる点は全然なし。
ところが、せっかくの主演好演も余命僅かの病気と納得させる演出が不十分だったために、山崎まさよしの死があまりに唐突、不自然すぎてどっちらけ。
一度入院して退院後、一度写真スタジオに戻るがとてもではないがもうじき死を迎える人間のとる行動と表情ではなかった。
そこが致命傷と個人的には感じられた。
エンドテーマはとても良かった。
総評二つ星
本家版は未見。
ロケ地富山高岡市の佇まいが物凄く古風・伝統的ということなのだろうが、わずか15年前の映画とは信じられず、古臭い雰囲気に30年くらい前と視聴中ずっと思い込んでいた。
002008