クシシュトフ・キエシロフスキ監督といえば「トリコロール」か「デカローグ」が有名ですが、最初に観たのはこの作品でした。ちょうど30年前くらいに、当時はフランス映画にハマっていたので、レンタルビデオの…
>>続きを読む私達の生が心を喪った先にもあるなら、私とは何者なのか。
そもそも私達の人生はいつから始まったのか。
ふたりのベロニカは共鳴する他人以上の関係性を以て心の在り方を象徴し、彼女達は魂と心の揺らぎを表象…
モロ、好きなヤツ。
「もう1人の私がいるの」
ちょっぴりオカルティックな幻想譚。かつラヴストーリー。
映像と音楽と音響の抒情詩。
説明的じゃないところがいい。
映画だからね、感覚的に見せれば…
このレビューはネタバレを含みます
1991年カンヌ国際映画祭 女優賞、国際映画批評家連盟賞など三冠
二つの国で、同じ名前も、容姿も、才能も持つ二人。
一人は、ポーランド。
ベロニカは、指を怪我してピアニストとして舞台にあがる夢を…
不思議な感覚…
今まで観たことのないような、
全く読めない展開。
一度観ただけだとなかなか理解が追いつかない。
(途中もはやホラーなのかと思うこともあったくらい)
でも 撮影のアングル、描写…
©1991 SIDERAL PRODUCTIONS S.A.